その後、自分自身に力の使い方を諭した晄を助けるため暗契五連槍との戦いで助太刀に現れ、晄と同じ雷鳴高校に編入する。
技
ディバイン・フィスト(神の拳)
二つの鉄球棍をクロスして相手へぶつける。
フォール・インパクト(落下する衝撃)
相手の真上から一本の鉄球棍を叩きつける。
チェイス・ペンデュラム(追撃の振り子)
『フォール・インパクト』からの繋げ技。相手が身動きを取れない状態で鉄球の上からもう一個の鉄球を叩きつける。
ディバイン・ハンド(神の張り手)
強烈な張り手を叩き込む。監獄番長のポータブル監獄を貫き、監獄番長の腹に凹みを入れるほどの破壊力。
貝裏鬼 音児(かいりき おんじ)
拳の舎弟。彼女の暴走を止めてもらうよう晄に頼みに来た。晄の力を試すため、最初は剛力番長の名を騙っていた。身の丈は晄の数倍の大きさを誇る。しかし、晄や拳には全くといっていいほど歯が立たない。
外見に反して非常に礼儀正しく、拳への忠誠心が強い。晄の力を認めた後は暴走を止めてもらうために頭を下げて頼みこんだり、拳が太平洋へと流出させかけた有害物質を身を挺して防ごうとした。
名前の元ネタは『怪力』。
獄牢 正宗(ごくろう まさむね)
白雪宮家の執事。剛力番長に仕えているためか、実はかなりの筋肉質。拳と共に雷鳴高校に編入した。
名前の元ネタは「ご苦労」及び「牢獄」。作者の設定によると心の中では相当腹黒いことを考えているらしい[5]。
[編集] 北区
白薔薇番長(しろばらばんちょう)/宝塚 玻璃人(たからづか はりと)
田舎の両親(「おっとう」と「おっかあ」)を人質にされ卑怯番長(秋山)に敗れる。明かされていないが、地方出身者と思われる。実家は薔薇農家。都立有須川高校の生徒。
「美」に執着するナルシストであり、日本国家を美しい国へ変えようと目論んでいた。
初登場話内にして、秋山にそそのかされて舎弟達にバラをばらまかせる演出で華麗に登場、晄に決闘を挑むが、晄から「道路に可燃ゴミ(バラ)を散らかした」ということで鉄拳制裁を喰らい、舎弟に裏切られ、統括区を乗っ取られるなど、かなり可哀想な人物。
秋山と晄の対決に乱入。復讐として幸太を人質に取ったが、晄の攻撃を受け敗れる。
技
ローズ・ブリザード
大量の薔薇で煙幕を張る。
ローズ・エンブレム
セーバーの一太刀で対象に薔薇の形の切り傷を付ける。
[編集] 板橋区
卑怯番長(ひきょうばんちょう)/秋山 優(あきやま ゆう)
ありとあらゆる卑怯な手を「正々堂々と」駆使して物事を運ぶ策士。
素顔は黒髪の美青年だが、番長として行動する際には赤いハンチング帽に腹が剥き出しになった短ラン、黒い仮面という怪盗のような格好になる。戦闘スタイルは『卑怯』ではあるが、肉体も相応に鍛えこんでいる。武器はスパイクが仕込まれた太くて長い拷問鞭。普段は短ランの下に巻き付けている。「卑怯」を「最大の誉め言葉」と言っているが、神闘郷を崩落させて暗契五連槍と番長連合の抹殺及び統括区の乗っ取りを目論んだカブキ番長に対しては「何故かお前にだけは言われると腹が立つ」と嫌悪感を見せ制裁を加えた。
「はろばろの家」という孤児院育ちで、血の繋がりの無い13人の弟妹がいる。施設の運営職員が国からの補助金を踏み倒したり施設を借金の抵当にしていたので、彼らの親代わりになって世話をしている。彼らを養う費用を稼ぐ為、施設を支える為、厳しい現実の中、窃盗・詐欺・恐喝・名誉毀損・闇討ちなどの卑怯な行為を働いていた。
弱気な青年「華沢」を装い、「金剛晄は負傷し全力が出せない」と白薔薇番長(宝塚)をそそのかして返り討ちにさせる。その後、宝塚の舎弟と取引をして彼を倒させ、更に宝塚の舎弟全員と取引をして舎弟間で同士討ちを起こし、漁夫の利を得る形で北区を乗っ取った。その後、月美を人質にとって自ら晄に勝負を仕掛けるが、超人的な身体能力を持つ晄には及ばなかった。晄との戦いの最中に乱入した宝塚に幸太を人質に取られた際は宝塚の言う通りにしようとするが、弟妹の存在を知った晄に助けられる。自分の事情に酌量を示した晄に負けを認め、弟妹のためにも罪を犯さずに「23区計画」で生き残る事を誓う。白薔薇番長に弟を人質にとられた時に「金剛を刺せ」と言われて何のためらいもなく刺すなど、弟たちのためにスタイルを変える気は無い模様。だが、晄からは「スタイルは正直好きになれないが筋を通した」とその愚直なまでの弟たちへの愛情を認められていた。
その後、暗契五連槍との戦いで晄の助太刀に現れる。暗契五連槍が雷鳴校を襲撃する情報を密かに入手し、他の三人の番長に流した様子が見て取れる。本人曰く、助太刀は「他の番長を金剛に倒してもらい、最後に自分が金剛を倒して23区計画の勝者になるプラン」とのこと。また、その翌日に桐雨、来音寺、白雪宮と共に雷鳴高校に編入した。発言内容からして、恐らく理事長を脅して編入したと思われる。ちなみに、居合番長(桐雨)、念仏番長(来音寺)、剛力番長(白雪宮)とは違って23区計画から脱落していないため、担当統括区の板橋区、白薔薇番長撃破により得た北区を現在統括している。
作者曰く、その外見は昔の漫画や冒険少年小説に出てくる怪盗のイメージでつくったらしい[6]。
技
FX
ダーティー・エクスキューション(汚れし処刑)
拷問鞭を対象に何重にも巻きつけて一気に引き抜き、相手の皮を裂き、肉を抉り、内臓までに達するという攻撃。
晄には致命傷を与える事はできなかった。
秋元 幸太(あきもと こうた)
優の弟の一人。貧しい中で自分達のためにたとえ卑怯な行いであれ、一生懸命な兄を誇りに思っている。
[編集] 江戸川区
サソリ番長/児玉 遥(こだま はるか)
元・関東レディース大連合烈怒崇擬妃悪(レッドスコルピオ)二代目総長。18歳。都立赤針高校の生徒。
経穴や経絡を刺激し、相手の運動能力を麻痺させたり脳の働きを鈍らせることで戦闘不能にする武術、蝎殺道の使い手。晄と殴り合えるなど、番長の中でも屈指の実力者である。
磊の母親だと思われていたが、実は姉のように慕っていた今は亡き初代総長の月島愛子から磊を預かって母親代わりを務めている。愛子と磊を捨てた父親を恨んでおり、晄が磊の父親だと勘違いして対決するが、敗北。その後、磊の父親は晄の兄の猛である事を知り、和解する。猛について何か情報が入ればお互いに連絡を取ることを約束して去っていった。
日経225
技
苦雰?魔神狼(クレイジーマシンガン)
相手に反撃の余地を与えない乱打。この技一つで大抵の勝負は決着が付くらしい。
雷神愚死獲(ライジングシェル)
低姿勢から打ち上げる頭突き。晄の斧鋭芻苦辣獣(フェイスクラッシュ)と同等の威力。
悪導絡・神突
蝎殺道の技の一つ。中枢神経を司る経穴を突くことで相手の体を麻痺させ、しばらくの間動けなくする。晄には気合で打ち破られた。
児玉 磊(こだま らい)
晄そっくりの保育園児。5歳。晄とは違い、角は二本で頭頂部にある。イカの塩辛が好物。
烈怒崇擬妃悪初代総長・月島愛子と晄の兄・猛の息子。遥は猛のことを知らず、晄が磊の父親だと勘違いしていた。また、磊本人も両親や自身の出生について殆ど知っておらず、遥のことを実の母親だと思い込んでいる。
晄・猛と同じく打舞流叛魔(ダブルハンマー)を使う。保育園児ながら「舎弟」ともほぼ互角に戦えるほどの戦闘力を持つ。
[編集] 荒川区
外国為替
道化番長(どうけばんちょう)
暗契五連槍の一人。奇術や手品を駆使する。「人生真面目に生きる奴はバカ」という考え方を持つ。生真面目なヤツが死ぬほど嫌いであるため、居合番長(桐雨)を対戦相手に指名した。
仮面を二つ付けている道化師の姿をしていたが、実はそれは傀儡であり、その正体は朝子と夜子の美女2人組からなる番長であった。なお二人の名前は「若乃花勝」や「貴乃花光司」と同じようなものとのこと。
世界的に有名な手品師の名門一族「創儡家(そうらいけ)」の4代目当主の双子の娘であり、幼いころはマジックを観客に見せて楽しんでもらうことが大好きだったようで、毎日マジックの練習に明け暮れていた。しかしある日、父親や周囲が自分達を「創儡家の跡継ぎ」としか見ていなかったことを知り、観客に喜んでもらうために必死に努力をするのが馬鹿らしくなったという。そのためかマジックに対する信念を持っていない。桐雨と戦い、一時は彼を翻弄したが、両目を潰した事で本領を発揮した彼と本気で打ち合い、敗れた。
創儡 朝子(そうらい あさこ)
道化番長の正体の一人であるグラマラスな金髪美女。気が強く、今時純情な居合番長を馬鹿にする様子が見られ、出るも引くも己の好きなように行動を取っている。
創儡 夜子(そうらい よるこ)
道化番長の正体の一人である朝子同様グラマラスな黒髪美女。朝子とは違って大人しい性格であり殆ど喋らないが、出るも引くも己の好きなように行動を取っている点は同様。
技
裏切りの傷(ベツレイアルペイン)
外国為替証拠金取引
味方の体に刃物等を刺す事で、相手にそのまま傷を移す事ができる技。当然ながら刺された味方は何ともない。晄との対決時は粘着番長の頭に刃物を刺し、晄のヒザに傷を移した。その仕掛けは味方に刃物を刺すことで相手の注目をこちらに移し、その隙に影から飛び道具で攻撃するもの。桐雨には即座に見破られた。
生ける人形(リビング・ドール)
ワイヤーで傀儡を操り、相手を攻撃する術。本体である朝子と夜子も傀儡に扮して紛れ込んでいたが、道化番長の傀儡が斬られた事により動きを止められた。
ハイド・アンド・シーク
いくつものヌイグルミをばら撒き、それに紛れて攻撃する。これは囮で、ヌイグルミをばら撒いた時、夜子が朝子の背後につき、朝子の動きを背後から1ミリの狂いもなくトレースし、夜子の姿を完全な死角にする。さらに、動作のリズム・ふり幅・スピードを極限まで一致させるために呼吸・心拍に至るまで同調させることで、気配をも完全に一つにし、向かい合う相手は夜子の姿と気配を全く感知できなくなる。
[編集] 台東区
粘着番長(ねんちゃくばんちょう)
暗契五連槍の一人。全身ベトベトの粘液で覆われた太めの番長。粘液の粘着力は天井に張り付くことができる程。口癖は「〜ドロ」「〜デロ」。何でも粘り強くやる努力家。彼の考える理想国家は、戦争などによる飢饉が起こった際、虫でも食って生き延びるような粘り強さを全国民が持つこと。粘り強さという物を教えるため、念仏番長(来音寺)を対戦相手に指名。皮脂の鎧をはがされた後、来音寺に粘り強さの勝負を挑むが、ことごとく引き分けに終わり、最後は罵倒口龍なる勝負を持ちかける。来音寺の罵倒をもろともせず彼を追い詰めたが、最後の最後で彼のしょうもない罵倒にブチ切れてしまい、境界線を越えてしまったために殴り倒された。体中が脂肪分による粘着液で覆われているが、その中身は意外にも小柄で中性的な顔立ちの美少年。しかし当然ながら性格や口調は全く変わらない。神闘郷崩落時、運動不足なのか、粘り強さを説く割に持久力は乏しい姿を見せた。